立岡秀之氏、カンボジア写真展を地元・三重で開催

2024/04/08

 タチオカ(本社=三重県松阪市)代表取締役社長の立岡秀之氏による写真展「KIZUNA絆~カンボジアに魅せられて~」が、3月20日から31日にかけて三重県立美術館・県民ギャラリーで開催された。15年ぶりの地元・三重での開催となり、全国から約1,280人の来場者が訪れた。
 立岡氏は20年以上に渡ってカンボジアを取材し、内戦後の荒廃した同国で懸命に生きる人々の姿や復興と共に変わっていく風景をカメラに収め続けている。今回の写真展では、第11回酒田市土門拳文化賞(05年)、公募写真展「視点」視点賞(17年)など、受賞歴のある作品を含む計207点の写真を展示した。また4月発刊予定の「立岡秀之写真集Ⅲ・絆」出版にあたって、カンボジア観光省次官からのコメントも寄せられた。
 立岡氏は「たくさんの“出会い”と“交流”を通して、逞しく生きる力と平和の尊さを教えてもらった。日本とカンボジアの友情が益々深まることを心から願っている」とメッセージを表した。

数万枚の写真から厳選した207点を展示